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急な入院時の持ち物リスト(金沢大学附属病院編、入院要品チェックリストつき)

入院に慣れていないと、緊急入院となった時に慌てますよね。


病院によっては入院要品のリストを渡してくださる場合もありますが、それ以外にもないと不便な物は意外とあったりします。


今回、たまたま通院→即日入院という体験をしました。振り返ってみれば何とかなったとはいえ、体験談として記録に残しておこうと思います。


今回の条件としては、


  • アラ還女子

  • 身の回りのことは自分でできる

  • 歩ける

  • 12月初旬(暖冬)


  • 診察→即日入院(金沢大学附属病院)

  • 入院期間1週間と予告あり

  • 荷物を取りに一時帰宅が許された



まずは、体験をもとに作ってみた入院要品のチェックリストを貼ります。病院によって勝手が違いますし、まったく同じ条件のことはないと思いますが、ご参考になれば幸いです。



入院要品チェックリスト

「入院要品チェックリスト」はA4x1枚にプリントアウトして使えます。


入院要品チェックリスト



以下、当日の行動や、持ち物についてまとめていきます。




当日の行動

 

10時ごろの診察で即入院が決まり、荷物を取りに2時間ほど帰宅してよいことになりました。入院期間は1週間の予定。


事前に病棟看護師さんから入院説明があり、レンタル用品のパンフレットをいただき、日用品に関しては大体把握できました。スマホから病院の入院案内のページも確認しました。


家族が迎えに来てくれることになり、それまでの間に急いでリストを作成、

  • レンタルする物

  • 持参する物

  • 買う物

を書き出しました。レンタル用品パンフレットの余白に直接書き込みました。


悩んだのはもっぱら何に入れていくか?ということでした。以前100均で購入した40x45x20cmぐらいのジッパー付き手提げにしました、自立するし、旅行用バッグより収まりが良く、結果的にとても便利でした。



入院に使用した手提げバッグ


宅配便の営業所で売っている専用の手提げ袋もお勧めです。丈夫で、帰りにそのまま発送することもできます。


宅配便用の手提げもおすすめ


今回は、特に買うべきものはありませんでした。


帰宅後、大きな風呂敷の上に必要なものをどんどん並べていきながらチェックリストを消していきました。衣類は風呂敷で包んで圧縮しました。(ベッドの上に広げて一覧できますし、風呂敷は本当におススメです。)


冷蔵庫内のものを家族に引き継ぐ、冷凍庫に移すなども忘れずに。


再び家族に送ってもらい、無事に2時間ほどで病院に戻ることができました。





持ち物に関して

 

忘れて不便だったもの

  • 爪切り(入院前に短く切っておけばよかった)

  • ヘアブラシとヘアゴム・ヘアクリップ



絶対あったほうがよい物

  • ハサミ(薬を切り離したり、封を切ったり、握力のない人は必須)

  • 乾燥対策用品(乳液・ハンドクリーム・リップクリームなど)

  • 除菌ティッシュ(大部屋必須)

  • ナプキン以外に下着用パッド(下着を汚さないため)

  • 小さな手提げ・ポリ袋(ゴミ袋、ポケット代わり:病衣にポケットが無い場合もある)

  • 歯間ブラシ・糸ようじ(普段使っている場合は無いと切ない)

  • 底が防水のスリッパやシューズ(まぁ色々落ちてますので)

  • スマホ用イヤホン(長話する人は特に)



あると便利な物

  • 長めのスマホ充電器のコード、または延長コード(枕元まで届かない場合がある)

  • 洗濯バサミ(コードをまとめたり、タオルを留めたり)

  • S字フック(ゴミ袋を下げたり)

  • 大学ノート・筆記具(体調記録、日記、備忘録用)

  • メガネケース(検査のときなど意外と使いました)

  • 綿棒

  • 寝つきが悪い人は耳栓(とにかく色んな音が聴こえてきます)

  • 割り箸(生臭いものを食べるときに使える)

  • 洗濯物を持ち帰る袋

  • 風呂敷(衣類の圧縮、手提げ代わりなど万能選手)

  • 手鏡(歩ける場合は洗面所にあるので不要)



売店でも手に入るけど割高なもの

  • 歯間ブラシ・糸ようじ

  • 爪切り

  • ヘアブラシ

  • 化粧品や歯ブラシを立てておける小さなカゴ

  • (除菌ティッシュは比較的安かった)



入院しないに越したことはありませんが、これを機に、一度入院に必要な物を確認してご自分なりのリストを作ってみてはいかがでしょうか。ご家族と共有しておくのもよいかもしれませんね。




おまけ

 

以下は金沢大学附属病院に入院される場合にお役に立つかと思います。


入院案内のパンフレットです。

入院に纏わることは、ほぼこれで分かると思います。


こちらは簡素化されたものです。

入院・お見舞いのご案内|ご来院の方へ|金沢大学附属病院 Kanazawa University Hospital



  • 入院申込時、保証人がいない場合はクレジットカード番号で代用できます。

  • パジャマとタオル、シャンプー、ボディシャンプーは1日税込305円でレンタルできます。ほとんどの方が申し込んでいました。パジャマとバスタオルは原則として入浴の都度取り替え、フェイスタオルは入り用なときに自由に使えます。

入院セットレンタのチラシ


  • レンタル以外に「売り切りパック」というのもあり、緊急で日用品を準備できなかった場合に便利かと思います。内容は、コップ、歯ブラシ、ティッシュ、箸・スプーン、ゴミ箱、ハンガーのパックが税込1380円。シューズが税込3190円でした。

入院セットレンタのチラシ


  • レンタルセットは病院へ支払う入院費用とは別に、後から請求書が自宅に郵送され、その用紙で支払います。

  • 入院費用は退院日の朝、10時ごろに事務の方が持ってきてくれます。請求書に記されているQRコードを1Fの精算機にかざし、現金かクレジットカードで支払います。

  • 病院内専用プリペイドカード(「Saica」)があります。売店、洗濯機、自動販売機などで使えます。テレビ、冷蔵庫はこのカードがないと使えません。カードの券売機は3階入退院センターを出た右側の廊下を進んだところに設置されています。チャージは病棟の食堂でもできます。保証金が500円かかりますが、精算時に返金されます。精算は同じ券売機でできます。(遠方から入院した人は、退院時忘れずに払い戻ししておかないといけませんね。)

  • Saicaを使わない場合は、1000円札と小銭が必要かと思います。売店では各種電子マネーが使えますが、自販機では小銭かSaicaしか使えません。

  • 洗濯機は乾燥を含めて200円。洗剤は確か1回分30円。

  • TVと冷蔵庫は時間あたりいくらだったか、使っていないので分かりません。

  • 入浴所には足拭きマットがありますが、1人ごとに洗濯されたものと交換となっていました。

  • 入浴時に大きめのポリ袋を1枚用意してくれました。洗濯物入れかと。

  • 10階だけかもしれませんが、12月の病棟内は空調が効いていて(25〜27度)暑いぐらいでした。

  • 感染対策なのか大部屋のベッドごとのカーテンは閉めっぱなしでした。部屋の方となかなか話す機会がありません。逆に言えば気楽です。

  • Wifiは病棟では使え無さそうでした(診療棟では使えます)。必要なら聞いてみるとよいと思います。私はモバイル通信でネットを使いました。1週間の入院中、メール、ネットサーフィン、YouTube(低解像度で8時間弱再生)などで約7.5GB使っていました。

  • ロッカーはハーフコートが掛けれるぐらいの高さがあります。この中に上でご紹介した手提げがぴったり収まりました。

病室ロッカー

病室ロッカー内部


  • ワゴンは、全体を撮り忘れましたが、上に引き出し(中に貴重品入れ)、下に扉付きの収納があります。写っていませんが、左側はTV台、その下に冷蔵庫があります。

ワゴン

  • 洗面所正面に1m四方ぐらいの大きな鏡があります。

  • ベッドにはワゴン式のテーブルがあり、そこで食事をとります。

  • メニュー。夕食時に選択式の記入用紙が添えられていて、2日後の3食分の主菜や副菜が2品ずつ選べるようになっています。




以上になります。金沢大学附属病院への入院について何かご質問があれば分かる範囲でお答えしますので、こちらへのコメントでお知らせください。


逆に、この記事全体について何かアドバイスございましたら、コメントでお寄せいただけれると大変嬉しいです。


スタッフYY

2023.12.17

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