5月20日に世界的なリウマチ・膠原病専門医が参加して行われたウェブカンファレンス(ヤンセンの勉強会)での患者さんへのメッセージです。
最も大切なのはソーシャルディスタンス、手洗い、マスクの着用による感染予防です。
リウマチ患者さんは、現在受けているリウマチ治療は自己判断で減量・中止せずそのまま継続しましょう。 ステロイドは常に最小必要量を目指して使われていると思いますが、この機会にもう一度減量可能か見直す価値はあります。 現在の治療を継続する理由は、リウマチや膠原病が再増悪するとむしろ感染するリスクが高くなるため、再増悪を防ぐほうが重要だからです。
もし新型コロナウイルス感染症の患者さんと接触したり、コロナウイルス感染症の軽い症状が出てきたりした時は、抗リウマチ薬を中断する必要があるかもしれません(特に次に予定されている生物学的製剤投与)。
重篤なコロナウイルス感染症では、専門家のチームによる医療を受ける必要があります。その時には、現在のリウマチ治療薬を継続するかストップする必要があるかは、感染症の専門医とリウマチ専門医がよく相談して決めます。
★ 2020年5月29日 金沢大学附属病院 リウマチ・膠原病内科 川野充弘 先生より原稿を寄せていただきました。
川野先生から寄せられたコラムの特に2番目は、患者さんによく質問される
ことです。免疫抑制剤を服薬している患者さんは不安なのだと思います。
しかし書いてある通り、自己判断で処方薬を減量したり、休薬したりして、
原疾患を増悪させる方がよりコロナ感染のリスクを上げることに繋がると
思います。必ず主治医と相談し、主治医の指示に従って欲しいと思います。