処方薬は「ずっと同じ」で大丈夫?
- 北陸リウマチ膠原病支援ネットワーク
- 6月19日
- 読了時間: 1分
― 薬の効果と副作用を見直すタイミング ―
私たち難病患者にとって、長期的に治療を続けることは当たり前の日常かもしれません。
ですが、「ずっと同じ処方のまま、なんとなく薬を飲み続けている」ということはありませんか?
どんな薬にも、効果がある一方で副作用の可能性があり、体の状態や生活の変化によって「合う・合わない」が変わることもあります。
だからこそ、定期的に主治医と相談し、今の自分にとって最適な治療かを見直すことが大切です。
症状に変化はないか?
副作用と思われる体調の変化はないか?
他のお薬の選択肢がないか?
こうした点を話し合うだけでも、「この薬をこのまま続けていいのか」を一緒に考えることができます。
たとえば、骨粗鬆症の治療に使われるビスホスホネート製剤では、ごくまれに「非定型骨折」という副作用が起こることがあるとされています。実際にこの経験をされた患者さんもおられ、その痛みや不安はとても大きなものでした。
「自分は大丈夫」と思い込まず、年に1度でも、主治医と一緒に「薬の振り返り」をしてみてはいかがでしょうか。改めて今の自分に合った治療を選ぶための、第一歩になるかもしれません。

2025.6.19 スタッフY
確かに漫然と同じ処方を出されているよりは、主治医とよく話をして本当に必要な薬を処方していただくようにするのは良いことだと思いました。半年から1年に1度位、見直しの時間を設けられると良いですね。