防寒用手袋の使い方について
- 北陸リウマチ膠原病支援ネットワーク
- 2021年3月11日
- 読了時間: 3分
更新日:2021年12月19日
私たちリウマチ・膠原病の患者は、手を冷やさないようにしないといけません。夏でもスーパーに入るときは手袋が必要なほどデリケートですね。
ところで、このコロナ禍で、防寒用手袋は、どのように使ったらよいのでしょう。調べても、これという分かりやすくまとめられた情報がありませんでしたので、調べたものをまとめてみました。
結論から書きますね。
洗える素材の手袋は、靴下のように毎日取り替えて、洗剤で洗濯する(お湯でなく水でよい)
頻繁に洗えない素材の手袋は、衣服などと同様、玄関などに置いておく
素手と同様の注意点もあります。
手袋をつけた手で顔を触らないこと
帰宅後の手洗いは必須(脱ぎ着するときに、手袋の外側に触れるため)
上記の根拠ですが、まず、コロナウィルスの特徴からお話すると分かりやすくなると思います。
インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスなどは、表面張力によって脂質やたんぱく質が繋ぎ止められたデリケートな「エンベロープ」に包まれ、守られている「エンベロープウイルス」だそうです。
そして「エンベロープウイルス」には次の弱点があります。
洗剤(界面活性剤)と水で、エンベロープごと洗い流されてしまう。
繊維のような通気性のある素材の上では、時間とともにエンベロープが乾燥し、感染力を保てない。
繊維にもアルコール消毒は有効ですが、繊維を傷めることや、広い範囲に染み込ませなければならないことから現実的ではありません。
簡単ですが、防寒用手袋の使い方についてご紹介しました。
下記のサイトを参考にさせていただきま
(布マスクの洗い方、衣服の扱いについての説明がありました。)
(手袋の役割についてのQ&Aがありました。)

ところで、コロナ対策に絡めて、抗菌手袋という抗菌素材で作られた手袋が売っています。これをどう考えるのか興味があり調べてみました。
抗菌素材は、銅や銀加工、または独自の素材でできていました。
「抗菌」というのは、あくまでも「菌が増えない」という意味なので、汚染された直後は、菌が残っているはずです。時間とともに増殖しないだけでしょう。商品によっては、ほかの素材と比較したグラフを示し、菌が減るという表現も見受けられます。しかし、上でご紹介したように、繊維でできているわけですので、時間とともに菌が減るのは、速度に違いはあるかもしれませんが、抗菌素材でなくとも同じです。
というわけで、私の考えではありますが、抗菌手袋でも、脱ぎ着するときに手を触れますし、やはり繊維以外の素材と同様、「顔は触らない、帰宅後の手洗いは必須」という結論です。「精神的な」安心感が得られるだけだと思います。
以上ご参考になれば幸いです。
★ 2021/3/1 Y.Y様よりを原稿を寄せていただきました。
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